平塚警察署と市は、八間通り(県道61号平塚伊勢原線)と交差する東海道本通り線に右折専用レーンを設けた。過去に人身事故が多発していたことを受け、車線を改良。3月11日に白線や路面標示などを設置した。
平塚署によると、この交差点では2017年から21年までの5年間で11件の人身事故が発生。うち5件は21年に集中しており、交通事故多発区間として22年度の県交通安全対策協議会で審査されていた。改良の必要性が指摘されたことから、3月11日に同署と市道路整備課が路面標示やゼブラゾーン(導流帯)を設置した。
道路は片側2車線で、これまでは東西両方面とも右側車線が直進と右折を兼ねていた。改良後は、平塚駅側から進入する際の右側車線を右折専用に変更。反対方向はこれまでの2車線を維持しつつ、新たに右折専用レーンを加えた。
路上駐車対策は
改良により、駅方面から交差点を通過した先は対向右折レーンの新設に伴い1車線となった。ただ1車線部分は路上駐車車両が停まっているケースも多く、付近の会社経営者は「(1号線方面からの)右折レーンに車が並んでいると、(対向する直進車が)駐車車両を追い越せないことがある」と話す。交差点を南下した先では今夏に大型複合商業施設が開業予定で、路上駐車が渋滞の原因になるとも指摘する。
同署では「今後の状況を見ながら対応を検討したい。地元からの要望などがあれば警察に相談してほしい」と話した。
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