湘南ベルマーレひらつかビーチパークの監視長を務める 廣戸 桜優(みゆ)さん 公所在住 20歳
みんなの笑顔守るため
○…平塚のビーチの安全を守るライフセーバー。平日は約7人、土日は10人以上のメンバーで監視にあたる。県内ではすでに水難事故も発生している中、今年度の監視長として、「今年は上級生が少なく、1年生が多い。上手く指導しつつ、後悔がないように全員一丸となって監視体制に臨みたい」と力を込める。
○…島根県出身。小学生の時に藤沢市に移り住み、東海大付属高校では陸上競技に打ち込んだ。東海大学体育学部に入学すると平塚市で一人暮らしを始め、友人と連れ立って何気なく選んだのがライフセービング部。1年生の時は、大学の部活と地域のライフセービングクラブの練習、勉強にアルバイトと忙殺され、「思った以上に休みが無かったが、充実した毎日だった」と振り返る。
○…競技では陸上部で培った脚力を生かしたビーチスプリントが得意で、「技術が身についていく、大きい波を越えていく感覚が楽しい」とにこり。9月のインカレ、クラブの全日本予選に向けて、日々救助技術の鍛錬に励む。ビーチの監視にあたっては、「下級生の時は自分のことを考えていればよかったが、今はリーダーとして仲間に仕事を任せる立場。何より信頼関係を築くことが大事」と身が引き締まる思いだ。
○…大学での専攻はスポーツ・レジャーマネジメント学科。幼い頃からディズニーランドなどのテーマパークが好きで、「将来はスポーツに限らず、人を笑顔にする仕事に携わりたい」とイベントや施設の企画・管理運営について学んでいる。海開きを迎えた平塚の海を眺めながら、「来場者はもちろん、ライフセーバー自身も楽しかったと思える夏にしたい」ととびきりの笑顔を見せた。
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