夏休み中の「子どもの居場所」を創出するため、神奈川県とNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブが連携し、今夏からモデル事業を実施している。県が民間企業と連携を図る初めての取り組みで、子どもの居場所づくりの新たな担い手を発掘していく。
同事業は県が主催で、湘南ベルマーレが受託先となり、運営を行う。日ごろから子どものスクール事業を行っているノウハウや地域との関わりを活かす。
1回目の7月24日には、平塚市立相模小学校の児童を対象に、1年生から6年生まで24人が参加。最初に行われた「学びタイム」では、低学年と高学年に分かれ、夏休みの宿題に取り組んだ。
運動の時間になると、同クラブのコーチらが指導役となり、遊びを交えながら汗を流した。同事業は夏休み中に3回実施される。
県の担当者は「地域のつながりの希薄化や少子化で子どもが様々な大人と接する機会が減っている。子どもは様々な大人や子ども同士の関わりの中で成長していくので企画した」と意図を話す。
参加した児童は「宿題は一人で家でやっていても進まない。わからないところは友だちに聞けたので、宿題が進んだ」や「運動のゲームが楽しかった」などと感想を話した。
同事業は同クラブのほか、F・マリノススポーツクラブも受託している。
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