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大切なもの見つけた 認定こども園 大野幼稚園
同園では1学期終りに近い7月、年長児の「夜の幼稚園」を実施。暗がりを友だちと二人きり、懐中電灯の弱い光で探検に入るのは初めての経験かもしれない。心細さの一方、楽しみが待っているゴールに向かい、「先生いない、怖い」「道がない、ここ行っていいの?」「もう1回チャレンジ」「見っけ!あかり見つけた」(”宝石”を見つけ)「よかったあ、すごくきれい」。達成感とともに助け合った友だちの温かさもしっかり心に刻まれた。行事終了後、迎えの保護者と暗い道を帰りながらの1シーン、「心臓がばくばくしたよ」と緊張まだ冷めやらずに話す子と「ははは」と笑いながら耳を傾ける保護者。子どもは、ここでも自分が安心できる温かい場所を再認識したことだろう。
10月は運動会。集団演技の振付などは子どもたちが考えたもの。井原成美園長は「今度はどんな姿を見られるか成長が楽しみ」と期待している。
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