7月26日からフランスで開催されたパリオリンピックで東海大学柔道部出身の選手が個人、団体でメダルを獲得するなど活躍した。
個人種目では村尾三四郎選手(90kg級)が銀メダル、橋本壮市選手(73kg級)と永山竜樹選手(60kg級)が銅メダルに輝いた。
男女6人でチームを構成して戦う柔道混合団体では同3人のほか、ウルフアロン選手(100kg級)が日本代表の一員として出場。銀メダルを獲得した。決勝戦ではトップバッターを務めた村尾選手が延長戦の末、大内刈りで一本勝ちするも、3対4で敗れ金メダルを逃した。村尾選手は「日本を背負って戦えたこと、皆と戦えたことを誇りに思う」と語った。
ビーチバレー石井選手ベスト16で有終の美
女子ビーチバレーの決勝トーナメントに進んだ平塚市在住の石井美樹選手と長谷川暁子選手ペアは、強豪ブラジルに敗れ1回戦敗退となった。しかし、日本女子では2000年のシドニー五輪以来の16強入りを果たした。
10年前にバレーボールから転向した石井選手。まったく後ろ盾がない当時から支援をしてくれた市内の(株)三興を帰国後の19日に訪れ、吉川裕之社長に結果を報告した。
吉川社長は「試合はライブで応援した。色々と昔を思い出して感動した」と話し、石井選手は「メダル獲得という目標には届かなかったが、改めて多くの人に支えられてきたと実感した」と思いを語った。
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