平塚江南高校の生徒が小中学生の勉強をサポートする「スタディアシスト」が8月20・21日に同校で開催された。参加した市内外の小中学生延べ36人を対象に、同校の1・2年生15人が夏休みの宿題や数学、社会などを指導した。
当日は、同校生徒がタブレット端末や教科書を使い、「これは分かる?」「できたじゃん」など平易な言葉でやりとりをしながら和やかな雰囲気の中で指導していた。
この企画は、生徒が勉強を通した交流で小中学生に同校の魅力を伝え、自らも教える立場を経験し成長しようとするもの。2011年に始まり、コロナ禍で一度中止されたが、昨年再開した。
生徒会長の鈴木彩那さん(17)は「コロナ禍で直近の記録が少なく、手探りで運営した。高校生と小中学生が交流する機会となれば」と語り、参加した中学3年生は「1対1で、自分のペースで見てもらえた」と満足していた。
同校の井野雄二校長は、「今年の新入生で市内出身者の割合は4割。薄まりつつある地域と学校のつながりをつくる良い機会になった」と話した。
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