大磯中学校1年の野中秀馬さん(12)=高麗在住=が9月に宮崎県で開催された第58回全日本サーフィン選手権大会のショートボード男子のキッズ部門で優勝した。10月9日、大磯中2年で同大会のロングボード男子の部門に出場した前田珀さん(13)=東町在住=と共に池田東一郎大磯町長を表敬訪問した。
野中さんがサーフィンを始めたのは5歳の時。「海が怖かった」という思いを克服するために、平塚のスクールに参加したのがきっかけだった。
全日本に挑むのは3回目。平塚でサーフショップを営む早稲田暁生さん(41)の指導のもと、見栄えが良く、試合では加点にもなる「ボトムターン」を磨くなど努力を重ね初優勝を掴んだ。野中さんは「めっちゃうれしかった。世界大会に出て競技人口を増やしたい」と笑顔を見せた。
野中さんと前田さんは通学前と放課後に大磯や平塚の海で練習している。今年からロングボードに乗り始めた前田さんは「今回はラウンド2で負けてしまったけど、もっとスキルを伸ばしてロス五輪出場を目指したい」と意気込んだ。
池田町長は「世界で大活躍してほしい。大磯サーフィン協会の尽力にも感謝」と話した。
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