アフガニスタンで水源確保のための井戸の掘削や用水路の建設を行い、砂漠化した農地を復活させた医師・中村哲さんの写真展が11月2日(土)〜4日(月)、大磯駅前の湘南ギャラリーえんで開催される。午前10時(初日は午後0時30分)〜午後5時(最終日4時)。入場無料。さざれ石学生ボランティア主催。ペシャワール会協力。
中村さんは1984年にアフガニスタンとの国境に近いパキスタンのペシャワールに医師として赴任。ハンセン病診療のほか、アフガニスタン難民医療に従事した。
2000年にアフガニスタンで発生した大干ばつをきっかけに、現地の人々の健康や産業を守るための水源確保に奔走。約1600本の飲料用の井戸と、13本の灌漑用井戸、38カ所の伝統的な地下水路を復旧、用水路を建設した。
2019年12月、中村さんは活動現場へ向かう途中に、ジャララバード市で何者かに銃撃され、現地スタッフとともに命を落とした。享年73歳。
今回の写真展では、「武器ではなく、命の水を送りたい」と人道支援を続けた中村氏の遺志を写真で伝える。
問い合わせは同ギャラリー【電話】0463・62・1888。
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