学生服や婦人服を取り扱う野崎洋品店(二宮町二宮)で、親身な接客と直しなどのアフターケアを続けている。
「おしゃれ着ではなく、普段の生活で着る婦人服を扱うお店は減っている」。通院などの帰りに定期的に足を運んでくれる顧客も多く「どんなものが着やすいか、自分でも試しながら販売しています」。介護中の家族のための服を買い求める人もいるといい、着脱しやすいものや、高齢でも扱いやすい大きめのボタンのものをすすめるなど、一人一人の立場やニーズにあった提案を心がけている。
夫・伸一さんの父が1951年に創業した同店。開店当初は婦人服や紳士服のほか、作業着や子供服など、あらゆる衣料品を販売していたという。
現在は二宮町内の学校の制服や体操服なども扱い、傷の直しなどアフターケアにも力を入れる。「義父が手縫いで直した制服を持ってきてくれる人が今もいる。お子さんたちが長く気持ちよく着られるように、続けていきたい」と話した。
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