意見広告・議会報告
12月定例会総括質問 不登校児童、子育て支援の充実を 市議会議員 久保田さとし
■不登校児童・生徒支援
年々増加する不登校児童生徒への支援には、多様な学びの場の提供を含め、より多くの選択肢の中から自分にあった環境を選択し、将来の社会的な自立を目指して安心して過ごす事が出来る環境整備が重要であります。
自分のペースで学べる柔軟な教育課程の編成や状況に合わせた学習計画の元で、無理のない学校生活を作り出す「学びの多様化学校」(不登校特例校)は、文科省としても更なる設置促進に向けた見解もあり、本市でも課題を整理し設置に向けて加速すべきでしょう。
■子育て支援の充実へ
厚生労働省の調査では、新たな改正育児・介護休業法の施行により2023年度の男性の育児休業の取得率は、全国で初めて30%を超えました。男性の育児休業取得促進の波は全国的にも波及している状況であり、自治体として取得促進を後押しする取り組みは重要です。本市としては、産後パパ育休交付金の支給の更なる周知と支給率の向上、そしてベースとなる育児参画に対する意識向上に向けた各種事業展開。企業に向けては子育て支援企業応援奨励金の更なる加速や、「仕事と育児の両立支援」に取り組む企業等の登録制度などの事業展開も必要と考えます。男性育休の浸透には、個人や企業だけでなく地域社会全体での意識変化も必要です。
産後ケア事業の充実に向けては、ニーズに見合う各種事業の展開や産後うつ防止に向けた取り組み、多くの方が更に利用しやすい産後ケア事業の期間や料金設定の見直しを含め、他市でも導入事例がある、母親と子どもの食事も一緒に提供しながら情報交換やコミュニケーションを深める「赤ちゃん食堂」などの新たなサービス展開も必要でもあると考えます。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>