平塚・大磯・二宮・中井 文化
公開日:2025.01.17
平塚盲学校頌徳碑
銘板が80年ぶり復活
後援会が寄贈
県立平塚盲学校(塚越立子校長)で12月20日、終業式に合わせ、銘板が新しくなった頌徳碑の除幕式が執り行われた。
同校の前身となる私立中郡盲人学校は1910年に開校。秋山博をはじめ、創設に貢献した12人を称える頌徳碑が38年に建てられた。しかし、第二次世界大戦が始まると金属製の銘板は供出されたとされ、長らく空白の状態となっていた。
今回銘板を贈ったのは同校の卒業生や保護者、職員などで構成される後援会(鈴木拓也会長)。担い手不足などで現在活動休止になっており、記念になるものを在校生に贈りたいということで今回の寄贈に至った。
頌徳碑が建立当初の姿に復活するのは約80年ぶり。当時の資料は失われてしまったが、(有)秋山安太郎石材(伊勢原市)が少ない手がかりと予想をもとに石づくりで銘板を再現し、視覚障害があっても触れるようレプリカも寄付した。
20日に行われた除幕式では後援会会員や来賓、在校生らで頌徳碑の除幕を行った。塚越校長は「頌徳碑は本校を象徴するもの。改めて歴史に触れる貴重な機会をいただいた」と感謝を述べた。
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