平塚市消防本部は1月6日、2024年に発生した火災・救急・救助の件数(速報)を発表した。救急件数は1万7288件で、23年の1万7166件を122件上回り、3年連続で過去最多となった。
救急件数は4年連続増加しており、21年が1万4238件、22年が1万6449件、23年が1万7166件、24年が1万7288件と推移している。市消防救急課によると24年は、65歳以上の高齢者の搬送者数が大幅に増加した一方、成人や子どもの搬送者数は減少。高齢者の急病や一般負傷が増加したほか、熱中症の搬送者数は、23年の70件から17件増え、87件となっている。
また救急搬送された患者のうち、入院を要しない「軽症」が4割程度、生命の危険はないが入院を要する「中等症」が5割弱だったことから、同課では「救急車の要請は本人に任せているが、通院のための利用などは慎んでほしい」と適正利用を呼びかけた。
急な病気やケガをしたときに救急車を呼ぶか迷った場合は、かながわ救急相談センター「#7119」で、看護師からアドバイスを受けることができる。
二宮町の救急件数は、23年の1743件から38件減少し1705件だったものの、火災件数は23年の4件から8件と2倍に。24年9月には2人死亡する建物火災が発生。同町消防本部によると、建物火災で死者が出たのは18年以来という。
大磯町では目立った増減はなかった。
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