NPO法人ひらつかエネルギーカフェ代表 大嶋 朝香さん 唐ヶ原在住 58歳
身近な省エネ法を広める
○…環境問題を発信するユニークな喫茶店「ひらつかエネルギーカフェ」を開いている。ここは、身近な省エネ方法などをお茶を楽しみながら気軽に相談してもらう場だ。節電・省エネ術の紹介や家庭のエネルギー診断なども行っている。「コンセントを抜いて待機電力を落とすなど、個人で節電できる方法はたくさんあります」。夏の電力不足も皆で乗り切る節電法について語る。
○…2004年に発足した市民団体「ひらつか地域エネルギー協議会」が同カフェの前身。環境問題に興味のある人を集め、代表となった。当初は素人だけで専門知識が乏しく、何をするのにも右往左往。その後、環境エネルギー関係の研究所でボランティアをしていた仲間も加え、2007年にNPO法人資格を取得し、現在の形になる。
○…岩手県出身。結婚を機に平塚で暮らす。生まれた土地が山ばかりということもあり、自然を大切にしたいという思いが根付いていたそう。結婚後は、生活クラブ生協での活動や相模川水質調査のボランティアなどもしていた。趣味もハイキングやスキーなど自然に触れるものが多い。「馬が大好きで可愛いイラストが入ったグッズがあるとつい集めちゃうんです」と、お茶目な一面も覗かせる。
○…現在は脱地球温暖化を目指し、環境にやさしい社会の実現に向け活動中。震災後、原発問題にも改めて関心を抱き、湘南のエネルギー市民団体と共に、浜岡原子力発電所の運転停止を求める意見書を中部電力に送った。まわりの人々と協力しあいながら、少しでも多くの人に地域のエネルギー問題に関心を持ってもらおうと活動を続けていくつもりだ。「いずれは平塚で仲間と一緒にエネルギーを生み出せるようになれば」と、意気込みを熱っぽく語る。その横顔に充実感をにじませていた。
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