志の聖火胸に抱き
県立平塚看護専門学校(諏訪町)で先月27日、聖火継承式が行われた。ナイチンゲール像の手元に灯された聖火を矢島道子校長が持つ燭台に移し、一人ひとり名前を呼ばれた学生が、校長から聖火を譲り受けた。
3年制の同校は、1年次に基礎を終えて2年次から本格的な実習が始まることから、看護師になる自覚を高める目的で2年生が式に臨む。学生自身が主体的に演出を考え、練習を繰り返してこの日を迎えたという。
聖火を胸の前に掲げた2年生90人は、誓いの言葉として「この道を目指した頃の希望に満ち溢れた志を忘れずに、仲間と共に協力しあい感性豊かな看護師を目指していくことをこの灯に誓います」と一堂に発した。
継承式は、ナイチンゲールの誕生日を前に同校が設けている「看護を考える日」に、毎年催している。
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