アイデア満載の弁当完成 旭陵中生考案 ラスカで販売
中学生が手作りした弁当の出来を競う「自分でつくるお弁当コンテスト」(平塚市教育委員会・平塚市主催)で最優秀賞に選ばれた旭陵中学校生徒の作品を商品化した弁当が、平塚駅ビルラスカ地下1階の惣菜店「海鮮和食家いしけん」で販売される。発売は9月下旬を予定。
コンテストで最優秀賞に輝いたのは、旭陵中学校3年生の酒造麻実さん(左)、西山ひなのさん(中央)、佐藤健太郎さん(右)の3人が結成するチーム「しほぎく」。3人の作品は、卵を使って見た目も華やかな「あげたまごはん」をはじめ、ピーマンの肉詰め、ひじきの卵焼きや大豆の味噌煮、きゅうりの和え物などを詰め込んだ弁当。プチトマトやうさぎ型のかまぼこを加えるなど、彩りや中学生らしさも表現した。コンテストの狙いでもある地産地消の意も汲み、デザートには平塚産のバラジャムを使ったゼリーを添えた。
主にレシピの考案を担当した西山さんは、「子どもから大人まで幅広い世代の人が夏の暑さを乗り切れるような、栄養バランス満点の弁当に仕上げた」と胸を張る。苦手な子どもも多いピーマンはチーズで味付けして苦味を消すなど、調理方法も工夫した。
ひじきの卵焼きを調理したという佐藤さんは、「中学生に不足しがちな鉄分が補える卵焼きは、栄養面もバッチリ」と笑みを見せた。
今月3日には、惣菜店の代表で、代官町の和食店「いしけん」オーナーの石川賢一さんが同校に商品化する弁当の試作品を持ち込み、生徒と味付けを話し合った。石川さんは、「見た目や味付け、栄養バランスなど大人顔負けの弁当。お店のメニューに加えたいくらい」と、評価していた。
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