平塚総合体育館 命名権に応募ゼロ 球場とビーチパークは契約間近
市有施設に企業名や商品名を付けるネーミングライツ(命名権)について、市は応募のなかった平塚総合体育館の再募集を発表した。
市は8月16日から約1カ月間、平塚総合体育館と平塚球場、湘南ひらつかビーチパークの命名権を募集。市内企業への訪問や約200社へのダイレクトメールの呼びかけに、球場とビーチパークには1団体ずつ応募があり、市によると「まもなく発表できるところにある」と契約が間近であることを明かした。平塚総合体育館については「検討してくれる企業もあったが、応募は1件もなかった」と話した。
平塚総合体育館は、3フロアの体育館と2つの武道場、弓道場、トレーニングルーム、屋内温水プールなどを備え、平成3年に開設。プロバスケットのbjリーグに所属する横浜ビー・コルセアーズが準本拠地として利用しているほか、バレーボール、水泳、空手など多くのアマチュアスポーツの大会等も行われ、昨年は48万4827人の来場者があった。
募集は年額300万円以上、「平塚」または「ひらつか」、「総合体育館」を含んだネーミングを条件とし、愛称使用期間は2014年4月1日から3年間。募集期間は11月1日から12月17日まで。市では「施設を利用している団体等への案内状の送付や企業への呼びかけを強化したい」と話している。
市有施設のネーミングライツは「ShonanBMWスタジアム平塚」(平塚競技場)が(株)モトーレン東洋と年2千万円で3年契約、「ひらつかサン・ライフアリーナ」(ひらつかアリーナ)は、(株)サン・ライフと年305万円の5年契約をそれぞれ結んでいる。
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