4月26日に投開票された平塚市長選で、現職の落合克宏氏(57)が2期連続当選を果たした。
前回の2011年選挙で獲得した約4万6千票から1万票以上を上積みした落合氏。翌日の記者会見で「4年間の経験と進めてきたものを評価していただいた」と振り返った。「これからどういう平塚をつくっていくかが、信託をいただいた者の責務だ」と述べた。
対抗馬だった新人で元市役所職員、石黒昭雄氏(65)は3万超えの票を集め、現職批判票の受け皿となったが、支持が広がらなかった。石黒氏は「無風選挙にしなかったことは意義があったと思う。後は若い人に託したい」と話していた。
定数28に対して31人が立候補した同日の市議選では、江口友子氏(39)が3期連続でトップ当選。得票数が2期連続で2位だった数田俊樹氏(32)は江口氏にあと1票及ばなかった。
出馬した現職25人は全員が当選。新人では前回市長選に挑んだ元代議士秘書の柏木徹氏(52)、元県会議員の府川勝氏(71)、元団体職員の諸伏清児氏(44)の3氏がそれぞれ市議初当選を果たした。
投票率は43・80%で過去最低を更新、前回から6・08ポイント落とした。地元政界関係者も政治への無関心に危機感を募らせる。落合氏は「 (立候補者が少なく)全体的な盛り上がりにかけてしまったのもあったが、この4年間で施策を(関心を持ってもらうよう)説明していくことが大切だ」と語った。
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