市内土屋に「湘南ひらつかキャンパス」を構える神奈川大学は12日、横浜市のみなとみらい21地区に新キャンパスを開設すると発表した。新キャンパスに国際系の新学部を開設するほか、湘南ひらつかキャンパスの経営学部「国際経営学科」などを移転させる計画も想定している。
同大は横浜市神奈川区にもキャンパスを構えるなど、県内2市に教育施設を点在させている。同大学によると、湘南ひらつかキャンパスの機能を含め、将来的には横浜市内の2キャンパスに集約する構想も視野に入れているという。
新キャンパスは地上21階、地下1階で、延床面積は約4万6千平方メートル。2021年4月に開設予定で、約5千人の学生数を見込む。約350億円を投じ、建物1階〜3階は多国籍料理を楽しめるビュッフェや図書館などを設け、市民に開放。4階〜21階は教育や研究施設として活用する。
新キャンパス建設の背景には、大学側の学生獲得競争があるといい、同大学は「ブランド力のある同大学発祥の地・桜木町で日本文化を学び、世界で活躍する学生を育む拠点にしたい」と話している。
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