真田神社(真田1の4の36)の神輿が氏子らの寄付で改修され、3日にお披露目された。神輿は7月7日、8日の真田神社の祭りで担がれる。
この神輿は、1891年に制作されたもの。43年前にも一度改修しているが、本体の漆塗装や、螺鈿細工、大鳥などの装飾の劣化が進んでおり、担ぎ手からは3年ほど前から再改修の必要があると声があがっていた。
創立年は不明だが、江戸時代には疫病除けの神を祭る牛頭天王社という名称だった同神社。1876年に真田神社に改称された後も「真田の天王さん」と呼ばれ地域住民に親しまれてきた。
かつては7月9日が祭礼日だったため、地域住民は祭りまでに田植えを終えることを目指したという。60年ほど前までは、神社と地元の武将・真田与一を祭る「与一堂」(天徳寺内)を結ぶ道に農機具の屋台が並び、与一が喘息を患っていたことに由来して、咳止めとして煎じて飲まれていたホオズキも販売された。
同社の神輿改修委員会の三留壽一委員長(71)は、「真田地区は新しい住民が増えている。祭りなどの行事を通して、地域交流を生み、次の世代につなげたい」と話していた。
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