県は、独自の工夫等で成長している中小企業を「神奈川がんばる企業」として認定する取り組みで今年度の認定企業を8月28日に発表し、平塚市から株式会社バンテック(菊池晴雄代表取締役/東豊田)と高久製パン株式会社(高久直輝代表取締役/老松町)が選ばれた。
同事業は、県内中小企業の社会的認知度アップや従業員のモチベーション向上が目的で、今年度は43企業が応募。条件をクリアした41企業が認定を受けた。
機械機具製造業の(株)バンテックは、ビジネスモデルの独創性や地域貢献度が優れているとして10企業が認定された「神奈川がんばる企業エース」の1社に選出。多言語デジタルサイネージシステムや見やすく操作性の高いプログラム温湿度調節計が評価を受けた。
同社の菊池代表は「業界的に人材育成がこの先大切になる。新たな人材で新しい技術の追求に取り組み、社員と地域に還元したい」と話した。
高久製パン(株)は、釜揚げシラスやトマトなど地元食材を使った商品開発で売上げアップに繋げたことが評価を受けた。同社の高久代表は「地元の食材を使った商品で認められて嬉しい」と喜んだ。
エース選出の(株)バンテックは来年2月実施の工業技術見本市「テクニカルショウヨコハマ」で取り組みが紹介される予定。
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