新型コロナウイルス感染拡大をうけ、国が緊急経済対策として行う一律10万円の特別給付。平塚市は11日からマイナンバーカードによるオンライン申請の受付を開始、5月下旬から支給する。申請書の郵送は5月末から始まる。※中面に関連情報
給付の対象は、2020年4月27日現在で住民基本台帳に記録されている人で、市内の対象者はおよそ25万7千人。申請すれば1人につき10万円が世帯主の銀行口座に一括で振り込まれる。
マイナンバーカードによるオンライン申請は、世帯主のみが行え、世帯全員の申請ができる。パソコンやスマートフォンから「マイナポータル」(https://app.oss.myna.go.jp/Application/search)にアクセスし、振込先口座など必要事項を記入した上で、口座の確認書類をアップロードし電子署名により行う。
給付時期は申請の受理から3週間程度。申請期限は、郵送申請の受け付け開始から3カ月以内となるため、平塚市の場合は8月末〜9月初旬となる見通しだ。
オンライン申請に必要となるマイナンバーカードは取得までに1カ月程度かかるため、市では給付金の申請期限を過ぎないよう注意を呼びかけている。市臨時給付金担当によると市内のマイナンバーカード登録者数はおよそ4万5千人、人口の17%程度にとどまる。
一方、市は申請書の郵送を5月末から開始する。原則、世帯主あてに送られる申請書に記入し、口座の確認書類と本人確認書類を返信用封筒で市に提出する。
市では6月上旬の受け付け開始を目指す。給付時期はオンライン申請と同様、申請の受理から3週間程度となる。
コールセンター開設
給付金担当によると、4月末ごろ、市民からの問い合わせが急増した。「電話が鳴りやまない状況」で、窓口にも連日40人を超える人が訪れるなど混雑が続いている。
市では「3密」を避けるため職員数を減らして業務にあたっている。こうした背景もあり、市は1日から当面の間、総合相談コールセンターを開設。特別給付金のほか、ひとり親家庭への給付など幅広い問い合わせに対応している。
担当者は「窓口が大変混雑しウイルス感染も懸念されるため、コールセンターを活用してください」と呼びかけている。
問い合わせは総合相談コールセンター【電話】0463・20・8143(土日祝を除く午前8時30分〜午後5時)へ。
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