健康長寿の人生を謳歌するアマチュアボウラーが平塚にいる。ボウリング歴30年の大塚清さん(82/豊田宮下)は、6月の大会で290点をマーク。現在、目標であるパーフェクトを目指して、日々練習に励んでいる。
大塚さんは神奈中平塚ボウル(宝町)に通い続けて20年あまり。80代となった今も、丈夫な足腰を使って投げるボールはスピードとコントロールが冴えわたり、平均スコアは210点。過去には299点を4回記録したこともあり、6月29日のリーグ戦では290点をたたき出した。大塚さんを長年指導する片岡達之プロ(49)は「82歳という年齢でこのスコアを出せるアマチュアはなかなかいない」と絶賛する。
大塚さんがボウリングを始めたのは53歳の時。知人からボールをもらったのがきっかけだった。60歳を迎えると定年で時間の余裕も生まれ、それまで月1回だった練習が週3回になった。大塚さんと20年以上の付き合いとなった片岡プロは「これまでの長い間、持ち前の負けん気で練習を続けてきた。その姿勢にはプロとして頭が下がります」といぶし銀のアスリートへ敬意を表す。
自粛期間中も野球の素振りにあたるシャドウボウリングに汗を流した大塚さんは「生活の一部であり、心身の健康にも欠かせない存在」とボウリング愛を語る。今後については「一度で良いから満点を出したい。そして仲間と長く競技を楽しみたいですね」と笑顔を見せた。
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