取材などで市内を移動する中、路上に設置されている郵便ポスト(郵便差出箱)がさまざまな方向を向いていることに気づいた。路面に対して水平に立っていたり、斜めを向いていたり…。ポストの設置には決まりごとがあるのか?疑問に思い、平塚郵便局に問い合わせてみた。
平塚郵便局によると、市内にはコンビニ店内を含め、約210個のポストがある。
設置場所については自由に決められず、取集の順路を考慮し、道路交通上取集作業に支障のない場所に設けている。また利用戸数の状況を判断するなどし、設置の可否を決めるという。
地主と話し合うなどして決めることもある。万が一、地主から撤去の要望があがった場合は、設置の条件に当てはまる近隣の場所に移して設置するなどの対応をとる。
ポストの向きについては、歩道がある場所では基本的には歩道側に向けて設置するようにしている。一方、投函された郵便物等の保護を考慮し、風雨の影響の少ない向きに設置することもあるという。車道からポストまでの距離については明確な基準はなく、交通面で支障のない位置など、安全な場所に設けている。
普段何気なく見ている郵便ポストにも、設置にはさまざまな条件がかかわることが分かった。注意して見ることで、それまで気付けなかった新たな発見に結び付くかもしれない。
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