平塚市美術館は、所蔵作品の世界に触れながら旅行気分を味わえる「すごろくで旅にでよう!」を同ホームページで8月に公開した。同館は「多くの人に楽しんでもらいたい」としている。
すごろくには、HP上で公開されている所蔵作品やカードのお題に合う作品18点が使用されている。スタート時に所蔵作品が印刷されたカードから「相棒」となる作品を選び、相棒とともにすごろくとお題が記されているカードでコマを進め、誰が早くゴールできるかを競うゲームだ。
「旅をしよう」というテーマのもと、海・陸・空が描かれた絵で旅気分を味わえる。カードに記載の作品をもとにアルバムも作れる。
発案した同館職員の品川ちひろさんは「何回やってもマスやカードが違って、異なるパターンのすごろくに出会える」と楽しさを話す。「旅がしづらい状況で家でも楽しめるツールを考えた」という同シート。完成まで2カ月弱かかった。
絵を描いた同館臨時職員で日本画作家の阿久津真那さんは「遊ぶ人によって違う世界が作れるように心がけた」と話す。
同館ホームページは家で楽しめるコンテンツの公開に力を入れてきた。品川さんは「コロナ禍で家で過ごす時間が増え、美術に関心を持ち本物を見るきっかけを作りたい」と話した。
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