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「塩サバ麺」で消費拡大へ 「平塚漁港の工房」開店

文化

公開:2020年10月1日

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「塩サバ麺」で消費拡大へ

 出荷規格に満たない「低利用魚」の活用で、飲食店と地元漁師がタッグを組んだ。千石河岸のひらつかタマ三郎漁港に3日、「平塚漁港の工房」がオープンする。

 運営は、同所で「平塚漁港の食堂」を切り盛りする株式会社ロコロジ(常盤嘉三郎代表)で、平塚市漁業協同組合と協働で6次産業化の一環として事業化した。常盤代表はオープンを前に、「老若男女問わず、地元の皆さんが地魚に親しめる店舗を目指します」と意気込んでいる。

 看板メニューは、塩サバ麺(850円)=写真=とサバ味噌坦々麺(950円)だ。地元漁師から直接仕入れた出荷規格に満たない小サバを煮干し状に加工してから、じっくり煮出してスープを抽出。飲み干せるほどのあっさり風味に仕上げた。

 「低利用魚」の活用は、市内漁業の課題の一つだった。市漁協によると、「昨年は漁獲量全体の40%を低利用魚が占めていた」といい、なかでもサバは獲れすぎてセリにかけても売れなかったり、300g以下の小さな個体は規格外として扱われる傾向にあるという。

 同店は通年で水揚げされていることからサバの安定供給に目途を立て、スープ抽出で大量消費できることからラーメンに着目。試行錯誤を繰り返して商品化にこぎつけた。市漁協関係者も「地魚の消費拡大につながるのでは」と期待を寄せている。

 店内では地場産の干物やしらす商品も販売されており、常盤代表は「今後は地魚を使った惣菜やお弁当などのメニューを充実させて、多くの人に魅力を伝えたい」と話していた。

営業時間:午前11時30分〜午後7時頃。火・水曜定休。駐車場8台完備。

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