今月10日〜14日に行われた湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備計画の市民向け説明・意見交換会で、平塚市は住民意見などを踏まえ、BBQ施設の範囲縮小など、計画を部分的に見直す予定があると説明した。同計画は2021年12月着工、翌年12月に供用予定。
整備に伴い市はプール跡地の東側・西側の樹林を伐採し、各60台規模の駐車場と芝生広場、スポーツフィールド等の設置を計画している。地元住民からは津波や風害など防災の観点から伐採を不安視する声があがっており、龍城ケ丘・桃浜町・袖ケ浜自治会から計画見直しを求める要望書や署名が落合克宏市長に提出されている。
こうした住民意見や市民意見募集の結果を踏まえ、市は海を眺望できるシーサイドテラスの位置・公園全体の地盤高さを見直し、プール跡地前(海側)の樹林の保全やBBQレストランの範囲縮小を検討中。具体的な範囲については未定だという。
その他の住民不安に対する市の回答は以下の通り。▽BBQレストラン開業に伴うゴミや排煙についての住民不安/「臭いや煙は住宅地から一定の距離が確保されているため問題ない。運営事業者が常駐し、騒音に注意し運営を行う」▽海等の公園外から見た景観を大切にしてほしい/「もともと景観配慮として樹林保全・新規植栽を行った上で建物は低層、分散配置を予定していた。さらに配慮を行う方向で検討する」▽24時間営業のコンビニエンスストアが設置されることに対する防犯上の懸念/「公園全体に暗がりが生じないよう照明を設置した上で防犯カメラの導入を検討。駐車場をフラップ式とし長時間の滞在を抑制するほか、警察と連携し駆け付け対応を事前相談中」
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