平塚・大磯・二宮・中井版
公開:2020年11月5日
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神奈川県が分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を活用した障害者就労支援の試行を開始した。9月に県庁から始まり、10月26日から平塚市役所1階の障がい者福祉ショップ「ありがとう」で行われている。
同ロボットは株式会社オリィ研究所が開発。カメラ、マイク、スピーカーを搭載し、インターネットを通じて遠隔で操作できる。移動が困難な障害者の在宅勤務の就労機会の拡大を図る。県の担当者は「働き方、共生社会など社会に発信できれば」と話す。
26日は脊髄性筋萎縮症(SMA)で外出が困難という三好史子さん(26)=愛称・ふ〜ちゃん=が島根県から操作。三好さんは、来店者との会話を楽しみ「少しでも皆さんの力になれれば。『どこでもドア』のような感覚で話ができます」と話した。平塚の実施期間は11月下旬まで、平日午後1時間稼働の予定。
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