平塚市は、「平塚市電子図書館(仮称)」を今年7月を目途に開設する。2021年度予算で359万円の事業費を計上。新型コロナの影響を鑑みて、非接触型・非来館型のサービスを拡充していく。
電子図書館は、既存の図書館ホームページとは別にサイトを新設する。スマホやパソコンを使って、ブラウザを通して利用。一般書や児童書を中心に約400冊分のコンテンツが閲覧できるようになる予定だ。
利用できるのは貸出カードを持ち、かつ市内在住・在勤・在学者。近隣市在住者でも登録ができる貸出カードとは対象が異なるため注意が必要となる。
コロナ禍で非来館型のサービスが求められることに加え、図書館に足を運ぶことが難しい高齢者や障害者、現状では利用が少ない中高生、平日市外などに勤務する会社員などにも利用を広げていくことが期待されている。
出版社ごとに機能は異なるが、それぞれのコンテンツは文字を拡大したり、読み上げ機能が利用できるものもある。
現在は7月の開設に向けて、ホームページの作成や選書を進めている。図書館の担当者は「普段なかなか利用しない方も、電子図書館を機に興味を持ってもらえれば」と話した。
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