平塚市は、7月末までに65歳以上に対する新型コロナワクチン接種を完了させるため、市役所で土日で行われている集団接種を平日も実施する。ほかにも、レモンガススタジアム平塚で集団接種を始めるなどして、約2万7千人分の接種予約枠を確保する。
市は新たに3つの施策を講じ、7月末までの高齢者接種の完了を見込む。すでに接種予約を済ませた高齢者に対しては、7月9日までに1回目の接種を受けられるよう呼びかけていく。
市役所で平日も接種
土日に市役所1階で行われている集団接種を平日も実施する。期間は6月21日(月)〜7月30日(金)で7月22日(木)・23日(金)の祝日も含める。午前9時〜午後5時30分まで開設し、約35人の医療従事者が対応する。
担当部長によると、平日は最大1500人の接種を見込み、接種想定数は約2万1千人。
レモンガスSで集団接種を開始
レモンガススタジアム平塚では7月6日(火)、8日(木)〜10日(土)、29日(木)〜31日(土)の7日間、集団接種を行う。接種想定数は約4千人。受託先は湘南ベルマーレで、チームのスタッフらも会場設営などに協力する。
保健センターの接種時間を延長
市保健センターで土日に行われている集団接種の時間を6月12日から当面1時間延長。午前9時〜午後6時とし、医師も3人から4人に増員して対応する。接種想定数は約2千人。
高齢者接種の完了にめどが立ち、接種人数の枠に余裕が見込まれることから、市では幼稚園や保育園など子ども関連施設の従事者に対する市独自の優先接種を6月中から始める方針だ。
商工会議所も準備
大企業を中心に職域接種の準備が進んでいるが、平塚市内では中小企業のワクチン接種の動きもある。
平塚商工会議所の幹部によると、同商議所の会員企業の従業員を対象としたワクチン接種の準備を進めているという。7月中に開始する方向で調整中といい、詳細は近日中に発表される見通し。
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