意見広告・議会報告
県政報告 高潮浸水想定区域を指定 県議会議員 森正明(自民党)
全国的に大規模水害が相次いでいる近年の状況を改善すべく、昨年に引き続き、本年5月より建設・企業常任委員会委員に就きました。まずご紹介したいのは、5月28日、県が台風による高潮を想定した「相模灘沿岸高潮浸水想定区域」を指定し、その区域図を公表したことです。
高潮は、台風などが通過する際に、海水面が大きく上昇する現象で、これにより波が堤防を越えるなどして浸水被害が発生します。県では、相模灘沿岸を対象に、想定し得る最大規模の高潮による浸水をシミュレーションして、浸水エリアや最大浸水深等を区域図に色分けして表示しています。その結果、平塚市では、浸水面積が0・8平方キロメートル、最大浸水深は3・2m(平塚市馬入)となり、最長で8時間程度浸水が継続します。
今後、平塚市では、高潮浸水想定区域図を基に高潮ハザードマップの作成を進めていくことになりますが、それまでの間は、県が公表した高潮浸水想定区域図で、浸水エリアや最大浸水深などを知っていただき、避難に役立てていただければと思います。「高潮氾濫発生情報」の発表基準となる「高潮特別警戒水位」も設定しました。この水位に達すると、高潮による氾濫が発生したか、もしくはいつ氾濫が起きてもおかしくない危険な状況となります。
台風は、規模や進路などをある程度予測できるため、皆様自身で事前に備えて冷静に避難することが可能です。有事の際には、平塚市の避難情報に加え、今回神奈川県が公表した情報も活用していただき、避難行動に役立ててください。
まだまだ予断を許さないコロナ禍の中、東京五輪に関する様々な情報に対し、少しでも前向きな議論が生まれることを元スポーツ選手の一人として心から願っています。
■企画・制作/森正明事務所【電話】0463・21・8655【FAX】20・2002【URL】www.morimasaaki.net
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