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今年で11回目を迎えた防災イベント「ひらつな祭」が3月6日に紅谷町で開催され、市内でキッチンカーを営業する有志で結成したボランティアチーム「TSUNAGU」(深井壮夫代表)が初めて参加した。災害時に炊き出しなどのボランティア活動を実施するため、準備を進めている。
飲食業者の新たな連携
同チームは、各々で独立して動くことの多いキッチンカーの事業者間で情報交換できる仕組みを作ったことから結成。SunSunマルシェや朝市など市内イベントについて共有できるようにし、このネットワークを防災への取り組みに応用したいとしている。業者間のつながりを強くするとともに、食と人をつなぐ思いから「TSUNAGU」と名付けられた。
災害時、キッチンカーは調理器具などを常備していることや、利便性・機動力が優れている点から、避難所への円滑な食料の調達が期待できる。さらに、ライフラインがストップした時、市内店舗の食料在庫を有効活用できる利点も考慮している。現在、15店が賛同し、キッチンカーは10台。募集をかけ、30店まで規模を広げる方針を立てている。
今後は、平塚市と災害時の食料提供に関する協定を結んでいる平塚市料理飲食業組合連合会(水嶋一耀会長)と連携し行政・自治会への周知や、災害時用の食料確保・備蓄について等、提供できる体制を目指すという。
TSUNAGUの代表を務める(有)虎屋本店の深井壮夫さん(40)は「生まれも育ちも平塚で、地域コミュニティの大切さを身近に感じてきた。平塚に暮らす者として、仲間と共に地域に貢献したい」と話した。
ひらつな祭は、地域で「被災地と防災」を身近に感じてもらいたいとの思いから、東日本大震災の翌年から毎年3月に実施している。実行委員長の能勢康孝さんは「開催を重ねるごとに、平塚で活動している人たち同士のつながりも増えている。今後も新たな出会いの生まれる場となれば」と思いを語った。
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