城島地区の地域資源活用による交流型体験の里づくり実行委員会(石塚崇委員長)が主催する「弁天池再生プロジェクト」が7月に開催され、地域住民ら約20人が池に積もった泥を掻き出した。草木循環Labo(渕田貴寛代表)共催。
当日は、近所の竹で作った竹筒で炊いた米でカレーを振舞い、子どもたちはザリガニ釣りや生物観察に目を輝かせた。
かつては鯉や蛍が生息していた弁天池。石塚さんが小学生の頃は地域の水源としても利用されていたが、整備が途絶え50年以上手つかずに。近年では日光が当たらないほど草木が茂り、ザリガニがいるばかりの池となってしまっていた。
昨年、空き家紹介を通して渕田さんと意気投合し、蛍のいる池を取り戻そうと泥の掻き出しに着手。活動2年目となる今年はヌマエビやケイソウなど水辺の生物の姿が少しずつ戻り、沼の底に屋根だけ見えていた弁天様の祠も台座が見えるまでになった。
渕田さんは「まだ全体の3割ほどの進捗。ゆくゆくは池の周りにウッドデッキを作り、蛍と地域の人が集う憩いの場にしたい」と構想を語った。
味噌作りも2年目
ワークショップなどを通じ自然の豊かさとその価値を発信する草木循環Labo。無農薬・無肥料の自然農法で味噌を作るワークショップも、7月23日に開催2年目を迎えた。
達上ケ丘から参加した深井裕子さんは「自然農法の色々なやり方を聞くことができて勉強になった」と話した。
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