平塚市総合防災訓練が8月27日、総合公園平塚のはらっぱで開催された。防災関係機関が参加する地震対応訓練では初めてドローンが用いられ、上空からの映像で被害状況を確認した。
地震対応訓練は震度5弱以上の地震を想定。災害発生時に身を守る行動をとるシェイクアウト訓練からタクシー無線による通報訓練、消防団による初期消火訓練が行われ、水道・電気・ガスなどのライフラインの応急復旧訓練も並行して実施された。
救出救助訓練では市消防が操縦する上空のドローンから情報が無線で共有され、消防・自衛隊・警察が連携を強化。地中音響探知機やファイバースコープ、災害救助犬を活用して要救助者を捜索し、自衛隊の特殊車両ががれきを除去。事故車や倒壊した家屋から負傷者を救助した。訓練は実際の被災現場さながらの緊迫感の中で、約1時間にわたって行われた。
訓練を観覧した50代男性は「普段なかなか見られない救助隊は見ものだった。自分も日頃から防災を意識して行動したい」と話した。
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