K―1甲子園で高校生日本一になったプロキックボクサー 大鹿 統毅(とうき)さん 四之宮在住 17歳
夢は世界チャンピオン
○…「夢は世界チャンピオン。テレビに出て有名になりたい」と笑顔をみせる。大野小学校、神明中学校出身で現在は茅ヶ崎西浜高校に通いながら高校生とプロキックボクサーの二足のわらじを履く。8月に優勝した「K1甲子園2022〜高校生日本一決定トーナメント」は、世界チャンピオンの登竜門だ。7月の予選も含め、8試合を行い日本一となった。「プロだけでなくアマチュアも出場する大会だったので、うれしいより先にホッとした」と安堵の表情をみせた。
○…小学1年の時、父親の勧めで市内にあった空手道場を見学。体験試合で負けてしまったことが悔しく、強くなりたいと思い入会した。その後、空手やボクシングの経験があった父親が開いた道場へ移籍。小学4年になるとキックボクシングに興味を持ち、市内ジムの門を叩いた。高校に入ってから大会で優秀な成績を収めたことで、2年の時にプロに。さらなる成長を求め、現在は都内の「K1ジム総本部」でトレーニングに励んでいる。
○…家族は、両親に加え、弟が3人、妹が1人いる。「ゲームやお菓子のことで兄弟げんかをすることもあります」と照れ笑いをするが、弟3人も格闘技を習っており、切磋琢磨し合える存在。「父親は的確なアドバイスと体調管理をしてくれ、母親も食事や洗濯などで支えてくれている」と両親への感謝も忘れていない。
○…「K1甲子園で優勝してからがスタート」と快挙にもおごらず、12月18日に控えたK1の1つ下の大会である「K1クラッシュ」に照準を合わせている。55kg級から51kg級に階級を下げ、今は減量真っ只中。世界チャンピオンへ向けて、一歩ずつ階段を登っていく。
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