4月23日の平塚市長選を前に4月1日、「現地に集え!平塚市長選挙公開討論会」がホテルサンライフガーデンで開催され、立候補を表明している新人の谷容子氏と現職の落合克宏氏が登壇した(表明順)。公益社団法人平塚青年会議所(栁田浩太理事長)主催。
当日は約70人が会場に訪れ、登壇者は自己紹介ののち、さまざまな市政の課題についてそれぞれの考えを述べていった。
「市民の幸福度向上のために優先して取り組むべき課題」というテーマに対して、落合氏は小児医療費助成などの子育て世代支援、企業への電気料金補助や市独自の電子マネーによる景気刺激策の継続拡充などを提唱。谷氏は中心商店街の駐車場・駐輪場の増設、市内公共事業を地元企業が優先的に受注できるような施策、小児医療費無償化対象を20歳まで引き上げるなどの施策を訴えた。
また、「産・官・学・民の連携で取り組むべき課題」については湘南ベルマーレの新スタジアム建設が議題に上がり、建設に要する金額的な支援の面で意見が分かれ、2氏の立場の違いが明らかになった。
地元の学生らも質問を投げかけた。「もし生まれ変わって、政治家以外の道を歩むなら」との問いに、谷氏は「中国文学を学んでいた経験から、国と国をつなぐ通訳を目指していたと思う」と話し、落合氏は「市職員引退後は実家の農家や地域のイベントの手伝いをしていただろう」と答えた。
公開討論会を終え、同会議所の栁田理事長は「市民としても理事長としても学びのある内容で、両候補とも平塚への愛を改めて感じた。今後は学生の参加をもっと促したい」と話した。
4月9日(日)午前0時から23日(日)までは見逃し配信も予定。
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