新型コロナによる中止を経て昨年3年ぶりに復活した湘南ひらつか七夕まつり。露店の制限など以前と異なる開催方法の模索が続くなか、各団体による新しい取り組みも始まる。
食やアート体験
平塚市と大磯、二宮町の若手経済人で組織された平塚青年会議所(平塚JCI)は、地域の魅力(宝)をPRし、地域のファンを増やす事業「シン・たからいち〜七夕で結ぶ地域の魅力〜」を実施する。
見附台公園では、平塚商工会議所料理飲食業部会と連携して8台のキッチンカーを出店するほか、平塚の伝統工芸・だるまの絵付けや地域の海の生き物を描く体験なども行う。
学生の取り組み
同団体が特に力を入れているのが、地元高校生・大学生の協力で行う「七夕学生委員会」の取り組み。ひらしん平塚文化芸術ホール内に設置する案内所に学生が常駐し、まつりパンフレットや学生が製作したチラシの配布、短冊の販売を担う。紅谷町まちかど広場には、学生が手作りした七夕を感じられるフォトスポットを設ける。また、リポーターに扮した学生がまつり会場を取材し、特設のインスタグラムやツイッター、ユーチューブ、ティックトックに画像や動画を投稿することで、地域の魅力発信や来場促進を図る。
懐かしの縁日
平塚商工会議所会員の若手経営者らで組織される同会議所青年部(平塚YEG)は、「Move to the new nomal〜新しい時代、新しい七夕〜」と題したイベントを開催する。
アクロスプラザ(ローソン平塚見附町店前)では縁日を実施。スーパーボールすくい、輪投げ、ストラックアウト、ピンポンカップインなど、懐かしの遊びを子どもから大人まで楽しむことができる。
スポーツ体験や飲料販売
見附台公園では、平塚JCIと協同で、湘南ベルマーレのキックターゲットや横浜ビー・コルセアーズのフリースロー体験ができるブースを出店する。
アルコールやソフトドリンクなどの飲料、平塚競輪場で活躍する選手らが自転車を漕ぐ力でかき氷を作る「チャリ氷」の販売も行う。購入者が自転車を漕いでつくることも可能。
VR体験
ひらしん平塚文化芸術ホール内では、VRゴーグルを使ったメタバース(仮想空間)体験を提供する。3次元で絵を描けるほか、まつり会場に掲出された色とりどりの七夕飾りを実際に歩いて見て回っているような感覚を味わえる。
映像パフォーマンス
同ホール内の多目的ホールでは、平塚JCIと平塚YEG、平塚法人会青年部、海活プロジェクト、地元建設業の甲斐組が連携したプロジェクションマッピング「TANABATA LOVE&PEACE2023」を上映する。
「繋がりの再生」をテーマに、アフターコロナに向けて活力を取り戻すまつりを鮮やかに描く。楽曲にはボーカル &手話パフォーマンスグループHANDSIGNの作品を使用する。事前予約制。
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