神奈川大学湘南ひらつかキャンパス跡地利活用協議会が7月19日、同キャンパス内(平塚市土屋)で開かれた。同大の齋藤勁副理事長が会長を務め、同大の教授や職員、地域住民、有識者ら22人で構成。全4回の予定で、今年3月に撤退したキャンパス跡地の活用について協議している。
3回目の今回は、前回に引き続き地域活性化につながる利活用に関する意見交換がテーマ。地域や有識者から出された意見をまとめ、目指すべき土地利用の方向性を探った。「安心・安全な生活環境」「賑わいの創出」「雇用の創出」の3つの分野が跡地利用に求められていることなどが見えてきた。
また、経済団体代表として参加している平塚商工会議所会頭の常盤卓嗣氏から土屋地域の40〜50歳代からヒヤリングしてまとめられたという意見書も提出された。A4の用紙8ページにわたり「人生100年時代。全世代の教育の場」「土屋小学校との連携」「地域交流拠点の整備」「スポーツ・レクリエーション施設の整備」「未病・予防施設」など地元目線の意見が述べられた。
キャンパス跡地は市街化調整区域で、建物の建築など制限があるため、都市計画の手続きなどについても意見交換があった。次回の8月の協議会ではこれまでの内容を報告書にまとめる予定。報告書は平塚市や神奈川県に提出する。
|
<PR>
平塚・大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|