平塚市は、自然災害で被災した際に受けられる支援制度を分かりやすくまとめた「平塚市被災者支援ハンドブック」(A4判22ページ)を作成し、7月20日から配布している。600部が市役所内で受け取れるほか、市ホームページからダウンロードできる。
「罹災証明書」の発行手順をはじめ、自然災害で被災した際に受けられる弔慰金や見舞金制度、固定資産税や市税、各種保険料の減免措置の支援制度を一冊にまとめた。
弔慰金や見舞金については、災害規模に応じて受けられる各種支援内容を網羅。例えば、小規模災害によって住家や事業所が全半焼や全半壊、床上浸水などの被害を受けた場合、世帯主や個人事業主に対して「災害損害見舞金(小規模災害)」が支給される。市社会福祉協議会が支払う災害見舞金の内容なども盛り込んだ。
家屋が浸水した際の床下消毒や、災害救助法が適用された大規模災害時の住宅の居室、台所、トイレなどの応急修理といった住まいに関する支援策も紹介されている。複数の支援を受ける際に混乱しないよう、制度名称や概要、問い合わせ先窓口などが一覧となったリストを巻末に添えた。
ハンドブックは、災害対策課と市民情報・相談課が他自体を参考に作成。災害対策課の牧田茉夕さんは「被害にあったときはハンドブックを取りに来られない可能性があるので、事前に入手してほしい」と話した。
両課では迅速な申請につなげるため、想定しやすい水害時の床上・床下浸水リスクなどについてハザードマップなどで事前に確認することを勧めている。
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