徳延在住の齋藤龍さん(慶應義塾高校1年)が、8月17日から北海道で開かれた「全国高等学校総合体育大会水泳競技大会」の平泳ぎ200mで2位に入賞。「1年生で結果を残せたのはうれしい」と喜びを語った。
7月に開催された関東大会で優勝し、インターハイへ進出。200m平泳ぎは全国から集まった47人で優勝を争った。
上位グループで接戦だった予選を抜け、8人が残った決勝戦。スタート時にライバルに独走を許すが、前半で体力を温存したまま先頭集団に。後半は3位から追い上げて1位の選手に肉薄し、0秒90差の2分13秒86で2位ゴールとなった。
齋藤さんは「ベストタイム更新はできなかったけれど、上級生に囲まれる中、1年生で結果を残せたのはうれしい」と振り返る。
JOCで雪辱果たす
大会を終えた直後、齋藤さんは8月22日から東京都で開催された「全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」に同種目で出場した。
インターハイでの雪辱に燃え、予選は2位を大きく離して1位通過。決勝戦では連戦の疲れが出て後半のタイムが伸び悩んだが、接戦を制して優勝を勝ち取った。「ホッとした気持ち。でもやはりベストを更新できなかったのが心残り」と話す。
齋藤さんは日課とする5時からの朝練後に1時間半かけて通学。午後も6時から8時半まで練習をこなす。目標は日本水泳連盟が定めるナショナル選手標準記録を突破すること。今年度最後のチャンスとなる11月のジャパンオープンに向けて日々練習に打ち込んでいる。将来に向けて、「オリンピックで金メダルを取りたい」と小学生の頃からの変わらぬ夢を語った。
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