平塚保健福祉事務所管内(平塚市、大磯・二宮町)11カ所の定点医療機関で報告されたインフルエンザ患者数が、10月1日までの1週間で222人に上った。定点当たりの患者報告数は「20・18」となり、前週の「9・09」から2倍以上に急増。注意報レベルの「10」を超えるなど猛威を振るっている。
県はインフルエンザについて、県内381カ所の定点医療機関から毎週患者数の報告を受けている。その週の報告数を報告医療機関数で割った値を定点当たり報告数と呼び、定点当たりのインフルエンザの報告数を表す。流行開始の目安は「1」で、「10」を超えると注意報、「30以上」が警報レベルとなる。
県が10月6日に発表した第39週(9月25日〜10月1日)の定点当たり患者報告数は「15・05」で、注意報レベルの基準値となる「10」を超えた。
市内でも流行が続くインフルエンザについて、平塚市医師会副会長で中村小児科医院の中村千里院長は、「毎日インフルエンザの患者が受診に来る。肌感覚でも増えてきたと感じる」と話す。「インフルは基本的に飛沫感染なので、具合の悪いときは出歩かず、安静にしてほしい」と呼び掛けている。
市内の小中学校でも学級閉鎖が発生しており、10月に入ってから既に4校7学級で学級閉鎖となっている(10月10日現在)。
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