駅周辺エリアに活気を取り戻そうと出店支援を行っている「平塚まちなか活性化隊(まち活)」。このほど5年間の活動が実を結び店舗第1号「にじいろランタン(明石町13の10)」が10月28日(土)にオープンする。
商業観光課によるとコロナ禍の影響を受けたピーク時には、紅谷町と明石町付近で約100店舗ほどあった空き店舗。2023年3月の段階で77店の空き店舗(1、2階のみで目測確認)がある。
まち活は市の中心市街地活性化推進事業として2018年に創設。商店主や市職員などが「まちのブランディング」「にぎわいの創生」「新規店舗誘致と既存店舗の応援」を軸に活動しているほか、駅周辺情報をまとめ、HPに記載するなどして奮闘している。
同団体が運営するシェアスペース「まちなかベースきちきち(明石町6の17)」では新規出店を目指す試験店舗を出せるチャレンジショップや、ワークショップなどを行う。
トルコランプの販売をするにじいろランタンの代表・太田恭代さんは昨年1月に市を通して「まち活」の存在を知り、メンバーの八木賢一さんに出店を相談。チャレンジショップの提案を受け、今年3月から週1回ほど出店を続け、9月に自身の店を出すことを決意。今後オープンまでの工事や広告の相談、業務に使うハンコの作成まで、可能な限りまち活メンバーの中で支援をする。
支援の手厚さに太田さんは「何も分からない状態で、最初からいろいろな面で支えられている。自分が盛り上げる側にもなって恩返ししたい」と感謝の気持ちを述べた。
シャッター街化を防ぐ
都市整備課担当者は「最初の出店が出たことは喜ばしい。今後も連携して商店街のシャッター街化を防げるよう出店支援に努めたい」と話した。
同団体の代表でスターモール商店街に店舗を構えるアートギャラリー能勢の能勢康孝さんは「今後も平塚の顔色を元気に明るくしていくための活動を行っていきたい」と話した。
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