「競輪選手を目指しませんか――」。就職を控えた大学生などに向けて競輪選手として働く魅力を伝えるセミナーが、12月2日に平塚競輪場で開かれた。
平塚競輪場と就職情報大手のマイナビなどが初めて実施。定員30人を超える男女が参加し、座学と体験で競輪の世界について理解を深めた。
セミナーには、バレーボール、ビーチバレーから転向した平塚市出身の尾崎睦選手、元Jリーガーの北井佑季選手など現役選手もゲストとして招かれ、競輪選手を志したきっかけや未経験から選手を目指す際の心構えなどを伝えた。
後半は選手がバンクを走る様子を見学したり、自転車の走行能力を測定する「ワットバイク」を漕いだりして練習を実体験した。横浜市から参加した日本体育大学3年生の男性(21)は、「頑張った分だけ結果として返ってくる競輪に魅力を感じる。消防士になるという夢もあったが、今は競輪選手になることが目標」と語った。
尾崎選手は「参加者の中から競輪選手を目指す学生が出てきてくれたらうれしい」と期待を寄せ、平塚競輪場の職員は「若い世代にも競輪の魅力が伝えられた」と手応えを感じた様子だった。
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