式典当日は、校舎南側に完成したミニ座禅川の前で、説明が書かれた看板の除幕式が行われた。
同川は、土屋地区の象徴である座禅川を再現したビオトープで、150周年事業の1つとして7〜8年前から地元企業の木村植物園(木村義広代表取締役)と五十嵐校長などが計画してきた。
工事には、児童をはじめ、地域の住民や工事専門業者などもボランティアとして協力。校舎前のU字溝を掘ったり、石や土のうを積んだりして整備した。
水中には、近隣に生息していたシナヌマエビやアユ、オイカワ、タモロコなどを放ち、周囲には土屋地区の植物を移植。今後は東海大学と連携して生き物観察会も行う予定だという。
水の供給源は屋上から流れてくる雨水で、新設したタンクに貯めておくことで、必要な時に流すことができる。電源にはソーラーパネルを使い、水中ポンプで下流から上流へ水を引き上げる仕組。
木村代表は「多様な生物が共存する様子を観察できるので教材にもなる。土屋小学校の特色の1つになったらうれしい。地域の人も気軽に訪れてくれれば」と話した。
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