平塚・大磯・二宮・中井版
公開：2024年2月1日
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贈呈式の様子
田中貴金属グループのＥＥＪＡ株式会社（新町）が１月26日、福祉施設を運営する平塚市内の社会福祉法人に福祉車両を寄贈した。
同社は２０２２年から市社会福祉協議会を通して車両の寄贈を行っており、今回は貴峯とつちや社会福祉会の２法人に贈った。同社で行われた贈呈式では、庄司亨社長から両法人の理事長にレプリカキーが手渡された。
貴峯の岩渕壽郎理事長は「コロナ以前の生活に戻りつつある中で、利用者の外出機会も増えている。有効に活用したい」とあいさつ。つちや社会福祉会の水島圭一理事長は「物価高騰で水道光熱費や食材費などの値上がりが経営を圧迫する中で、立派な車両をご提供いただき感謝に耐えない」と述べた。
車両は日産自動車のキャラバンで、電動リフトが備わり車椅子の利用者が４人まで乗車できる。車両の装備などを見学した岩渕理事長は「一度に多くの利用者が乗れるので、送迎も効率的になる」と喜んでいた。
同社が３年間で寄贈した車両は計７台に上り、車両の側面には法人名と同社の社名ステッカーが貼られている。庄司社長は「お世話になっている平塚市に対し、従業員の目に触れるような形で貢献できないかと考える中でスタートした。継続は大変だが、今後も寄贈を続けられるよう頑張りたい」と話した。
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