平塚・大磯・二宮・中井版
公開:2024年6月13日
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中南米在住の日系人が、日本食を地域活性化に役立てたいと、6月3日、平塚市内の鈴木製餡所(豊原町)、お好み焼き店みくに(紅谷町)、湘南創菓 菊毬(花水台)を訪れた。
国際協力機構(JICA)の委託を受けた海外日系人協会が実施した研修事業で、ブラジル、メキシコ、コロンビア、ウルグアイから5人が参加した。
みくにでは、同店の店長・長瀬護さんや店員からお好み焼きやもんじゃ焼き、あんこ焼きの作り方を教わった。調理後、お好み焼きを初めて食べたメキシコ在住のサヤス メンドサ ダンテ オゥエンさん(26)は「エキゾチックな味。動くかつお節を見たことがない。メキシコに鉄板焼きがあるので帰って作ってみたい」と話した。
コーディネーターを務めた鈴木製餡所の佐野正敏代表取締役は「みんな意欲的。帰国したら、学んだことを自分たちのまちづくりに生かしてほしい」とエールを送った。
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