四之宮在住の大鹿烈毅さん(16)が2月18日に大手町三井ホール(東京都)で行われた、アマチュアキックボクシングイベント『RISE Nova(ライズ ノバ)』全日本トーナメント60kg級で優勝し、大会MVPを獲得した。5月30日には落合克宏平塚市長を訪問し、快挙を報告した。
すでに2つの全国大会で優勝していた大鹿さんはアマチュアキックボクシング3冠を達成した。
大鹿さんは年齢制限のない一般クラスに出場。決勝では延長までもつれ込む激戦の末、2対1の判定勝ちで優勝を飾った。大鹿さんは「得意の右ストレートや、左キックがうまく入った」と勝因を振り返った。
父・聡也さんが代表を務める大鹿道場(中堂)で日々練習に励む大鹿さんは、5人兄弟の次男。兄弟も格闘家として活躍し、表敬訪問をしており、落合市長は「兄弟3人目の訪問は初めてかもしれない。びっくりした」と話した。
平塚学園高校に通いながら、走りこみや海外遠征など鍛錬を積む。練習で鼻骨を骨折した際も、すぐに練習を再開するなど、強靭な精神力を持つ。
今秋にはプロデビューも予定しており、「無敗のまま引退できるくらい強くなりたい」と憧れの舞台での躍進を誓った。
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