知的障害者らの就労支援を行う社会福祉法人進和学園(出縄守英理事長)の施設「しんわルネッサンス」(平塚市上吉沢)の観光農園で7月10日、ブルーベリーの収穫が行われた。
同園では毎年同時期に約450平方メートルの農園にある300本ほどの木からブルーベリーの収穫を行っており、この日は進和学園に加え、近隣の連携福祉施設を合わせ3施設から15人ほどが参加。大きく紫色に育った実を選びながら1つずつ収穫した。作業を行ったメンバーには100gにつき60円の工賃が支払われる。
参加した同施設利用者の今福将人さん(30)は「去年より大きい実が多く、甘くておいしい」と収穫した実を味わった。
1シーズンで900kg以上を収穫するブルーベリーは、市内外の店で販売もされている。同園では8月末まで(予定)一般客の収穫も受け付けしており、入場料300円、小学生以下無料。収穫100gにつき200円で持ち帰ることができる。前日までに予約。
同施設の府川勝宏副主幹は「苗を剪定したぶん今年の実は栄養が集中して良い実ができた。ぜひ食べてみてほしい」と呼びかけた。
(問)進和学園(しんわルネッサンス)【電話】0463・58・5414
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