大磯町の北浜海水浴場で8月17日(土)、障害の有無に関わらず、安心して海遊びを楽しんでもらえるよう町民有志が企画したバリアフリービーチイベント「大磯ユニバーサルビーチDAY」が開催される。午前9時〜午後1時。雨天決行、荒天中止。
実行委員長を務めるのは、大磯町東町在住の障害者プロサーファーの勝倉直道さん(60)と、肢体不自由の障害があり、車いすを使って生活する同国府本郷在住の宇山陽斗さん(16・高浜高校2年)。当日は、湘南大磯病院が救護班などの協力をするほか、座った状態で海に入れるビーチチェアなどを活用して障害がある人も安心して海に入れるよう配慮する。
障害者サーフィンの国際大会への出場経験多数の勝倉さんは、「カリフォルニアでは砂浜が舗装されてビーチに車いすでも行けるようになっている。大磯は生まれてからずっと海に触れ合って生きてきた人がたくさんいるので、みんなが楽しめる海を実現する土壌があるのでは」と話す。
幼少期に両親に抱っこされた状態で海に入ったきりという宇山さんは、「海に入る方法があることを知らなかった。せっかく大磯にいるので遊んでみたい。絶対に成功させたいので、高校の友人にも参加してほしいと声をかけています」と意気込む。スイミングスクールに通っていた経験もあるといい、「背泳ぎをしたり、ぷかーっと海に浮いてみたい」と笑顔で話していた。
当日、町内外の障害がある人とその家族を対象にした海水浴は定員10人で参加費無料。障害者スポーツとして人気のボッチャの体験、キッズダンスは定員なし。申込は同プロジェクト事務局【メール】oisouniversalbeach@gmail.comまたは申込フォームから。詳細は同インスタグラム。
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