第50回全国自治体職員サッカー選手権大会が静岡県富士宮市で7、8月に開催され、平塚市役所のチームがベスト16の好成績を収めた。
4、5月に行われた神奈川県予選で3位となった同チーム。6月の南関東予選でも4位となり、10年ぶりとなる全国大会への切符を獲得。48チームが参加した同大会では1回戦を2対1で勝ち抜くと、2回戦では函館市役所チームと対戦した。チームが得意とするセットプレーからMF山本裕太さんのヘディングで先制。その後同点に追いつかれるも、PK戦を制し初の全国ベスト16に進出した。
続く3回戦で宇都宮市役所に0対1で敗れるも、キャプテンでGKの菅野雄太さんは「セットプレーやディフェンスなど通用するところはあった」と手応えを感じていた。
20代〜40代の約40人で構成される同チーム。消防や病院、各課から集まるチームは月2回ほど馬入で練習を行う。菅野さんは「仲が良く雰囲気の明るいチームです」と話し、試合では「楽しみながら勝つ」がモットーだ。
全員サッカーで戦う
監督は菅野さんが兼任しているが、交代や作戦などは試合中やハーフタイムにチーム全体で相談して決める「全員サッカー」で戦う。
菅野さんは「激戦区の神奈川県予選を勝ち抜いたことで自信がついていった。攻撃の質を高めてまた全国でリベンジしたい」と来年を見据えている。
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