ひらつか障がい者福祉ショップ「ありがとう」が今年で開設10周年を迎え、8月7日に市役所本庁舎で記念セレモニーを開催した。来賓には河野太郎デジタル大臣をはじめ、森正明神奈川県議会議員や木川康雄社会福祉協議会会長、福祉ショップ職員ら約300人が出席し、節目を祝った。
「ありがとう」は、2014年7月28日に障がい福祉施策の一環として開設。障がい者の就労意欲を高め、自立した日常生活と社会参加への支援を図るとともに、障がい者に対する理解を深めることを目的とした福祉ショップ。市内と近隣地区にある36の障がい福祉事業所で運営しいている。平日の午前10時〜午後3時30分に市役所本館1階多目的スペースで、手作りの雑貨やパン、おにぎり、菓子などを販売している。
セレモニーでは障がい者が自宅から遠隔操作する分身ロボット「オリヒメ」が司会を進行。あいさつに立ったひらつか障がい者福祉ショップ運営協議会の高橋眞木会長は「平塚なでしこライオンズクラブさんの尽力もあり、ありがとうをオープンすることができた。市内企業や自治会のお祭りに出店したり、多くの人たちのお力添えで10年続けてこられた。次の10年に向けて一歩一歩踏みしめて歩んでいきたい」と前を向いた。
セレモニーの後半には、進和学園の利用者と職員による湘南バリアフリーパンチロックバンド「とびっきりレインボーズ」とソーレ平塚地域支援センターの利用者によるコーラスで会場を盛り上げた。
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